魂と転生
2021.02.21 ONENESS climbing / agri wear
魂の成長の為に必要なことが起こる。
魂は楽で何も不自由のない、苦しみや悲しみもない人生を望んではいなくて、多くの魂は、すべての起こること、経験すること、喜怒哀楽の感情を体験したくて、あらかじめ設定してから、わざわざ3次元の地球に肉体化してきてる。
いくつもの体験したいビッグイベントは、生まれてくる前に、自分で自ら設定してくるということ。
それが魂の成長に必要なことだから。
バランス、調和の為に必要なことだから。
魂の意識や意志、存在を抜きには、人生で起こること、感じること、人生の本質は見えてこないと思っています。
本当の自分は魂で、魂は観察者。
肉体の自分は体験者。
ただ在るのは観察者の視点、それが本当の自分で、この時空間におらず、生まれてから死ぬまでのすべてをあらかじめ把握してる自分。もちろん生まれる前も死んだ後も知ってる自分。
その観察者の本当の自分と縦に繋がることで、本質を知り、あるがままを受け入れ、あるがままで生きられると思っています。
その魂は、転生を繰り返す。
直線的な認識だと前世に今世に未来世とバトンを繋ぎ、魂の成長に必要な課題を、それぞれの転生で分担し、またバランスをてり、必要な体験をし、学び、魂の大元へフィードバックされ、宇宙の大調和へと向かっていく。
ここで大事なことは、今世この一生で、あれもこれもと欲張らず、しっかりと今世での役割りを理解し、完璧に生きねばと力みすぎず、バトンを繋ぐ意識で、実りのあるバトンを繋ぐ為の努力と意識を持って生きることだと思っています。
魂のバトンみたいな感覚で生きてみると、肩の荷が降りて、役割りに氣づいたり、体験がそのまま喜びになり、人生をより味わい深く生きていけるんじゃないかなと思います。
転生が無いとなると、また転生でのカルマの解消への理解が無いと、すごく力みのある人生になってしまうかなと。この一生を100点満点にしなければって、上手くいかないことなんて沢山あって、それでいいのに自分を責めたり。
転生の本当のところは、この3次元にしか時間と空間は存在していないから、実は横軸で、横一線ですべて同時に起こっていて、前世も未来世も今同時進行中の自分の魂の違う側面と体験をしている個だということ。
自分の今の現状は、もしかすると、今同時に行われている他の転生の影響やカルマに原因があることだってあるし、崩したバランスを取ることが目的の転生ということだってあると思う。逆もしかり。
時空を超えてお互いの転生が影響し合ってる。
他の転生での陰徳によって徳が高く、今世は上手く回ったり、逆にネガティブなカルマのバランスを取ることもある。今生での陰徳もカルマま然り。
宇宙の中で、いくつのも次元にまたがって、もの凄い数の経験と学びを繰り返して、ワンネスが大調和の一点に向かっていってるように感じます。
今の3次元地球での一生も、大調和の為のその中のひとつの経験。
だから、この人生で、今回の自分は一体何を体験して学んでフィードバックしたいのか、自分はどんな役目があって、どんなバランスを取る役割りなのかを知ることや感じることから始まると思っています。
それが分かれば、愉しいことも苦しいことも、すべての体験がポジティブ変換され、すべてが魂の喜びで、魂の成長と、他の転生への助けになるということに繋がり、今までの個の狭い視野での生き方から、よりワンネスに繋がるダイナミックなハーモニーの中で自分の役割りを果たすような生き方にシフトしていくんじゃないかなと。
ポジティブ思考とは、意味もよく分からず力ずくでポジティブシンキングすることではなくて、宇宙の本質を知ることで、自然とそうなるものだと僕は思っています。